こんにちは、瓦.Tokyoの西田です
瓦.Tokyoは、10坪20席の小さなお店ですので、2017年時点では、私(店長)、正社員1名、アルバイト数名でお店を運営しています。
具体的には、ランチは私、正社員、アルバイトの計3名、ディナーも私、正社員、アルバイトの計3名、つまり断面3名体制のシフトを組んでいます。
私と社員さんは、フルタイム勤務ですので、残りの1枠を、アルバイトに頼っているという状況です。
一方、開業当初は、断面で見ると、私とアルバイト2名の3名体制でした。
アルバイトを募集するにあたっては、いくつか方法があると思いますが、私はネット系の媒体しか使った事がありません。
タウン誌とか、フリーペーパーとか、色々ありますが、自分が飲食のアルバイトを探す立場なら、きっとスマホで「バイト 飲食」とかでまずはググるだろうなと思っているからです。
実際に毎回使っているのは、上記検索ワードで(リスティング広告ですが)最初に出てくる、求人@飲食店.comです。
開業時(2016年8月)、社員募集時(2016年12月)、追加募集時(2017年3月、6月、10月)の計5回、募集を出していますが、結果的には複数の応募があり、正社員、アルバイトを漏れなく採用出来ているので、媒体としての力はそれなりにあるのかなと思っています。
今の飲食業界の労働市場は、売り手市場ですので、とても恵まれているなと思っています。他のお店の話を聞くと、募集をしても、なかなか人が集まらないとか、アルバイトがいなくてランチを辞めたとか、色んな話を聞くので、お店が運営出来るだけのメンバーが、人の入れ替わりはあるにせよ、1年間いてくれた事には、本当に感謝しています。(スタッフは、このブログは読んでないと思いますので、素直に書きます笑)
1年間お店を経営してみて思うのは、一番難しいのが、この「人」の部分だなと思っています。
まず、2016年8月に、アルバイトを2名、採用しました。
一人は、週5でフルタイムで働きたいという主婦の方(Aさん)
一人は、週5でランチメインで働きたいというフリーターの方(Bさん)
この二人がいれば、ランチの心配がなくなるので、ディナーのアルバイトを、友人に手伝ってもらいながら、回せそうだな、というのが開業時の目論見でした。
ところが、開業後1ヶ月が経った頃、Aさんから「フルタイムは週2回程度が良い」という話をされ、さらに開業2ヶ月後には、「ランチが入れなくなり、週3回のディナーだけが良い」という話になりました。
正直、だったら最初からそう言ってくれよ!!という気持ちが強かったですが、アルバイトですし、その自由度と引き換えに、高くない給料で頑張って頂いているので、原則は受け入れるしかありません。拒否しても、辞められたらもっと困るのは、こちらです。
本当に、急遽家庭の事情などで、当初握ったシフトに入れなくなったのかもしれませんが、間違いなく、私にも至らない部分が沢山あり、不満もあったのだと思います。飲食未経験の小僧に、偉そうに色々と指図されるのも、逆に未経験に甘え、主婦の知恵に頼り過ぎたのも、ストレスだったと思います。
そういう意味でも、シフトに関して苦労するのは自業自得ですから、働く量を減らしたいという申し入れがあり、急に辞められなかっただけ、Aさんが真面目で責任感の強い方で救われた部分もあります。
、、、という事がありました苦笑!!
正社員を雇う事に関しては、また別途ご紹介したいと思いますが、アルバイトを採用するにあたっては、常にこういうリスクを孕んでいる事を覚悟しておいた方が良いです。
大きなお店であれば、10人いるアルバイトのうち、1人抜けても、大勢に影響はありませんが、1人に依存する部分が大きければ大きいほど、その人が抜けた時のリカバーが大変です。
今は、週2-3日入れるアルバイトを3名抱えて、週5のディナーを回しています。辞めなくても、長期の旅行などで入れない週があったりもしますので、それくらいの余裕があると理想です。
次回は、アルバイト採用後の、ロールプレイングについてです。
瓦.Tokyo 西田
One comment