定期預金積立の開始(開業5ヶ月後)ー人材確保の観点からー

こんにちは、瓦.Tokyoの西田です。

前回に続いて、定期預金積立を始めた背景に、多店舗展開を前提とした計画を立てており、

また何故、多店舗展開が必要か?という2つ目の理由についてご紹介します。

現状維持はNG

例えば、株式を公開している企業の決算が、前年度と同じ「現状維持」だった時、

株式市場はこれをネガティブに評価する事が一般的です。

つまり、営利企業は常に「成長」が求められる訳ですが、

これは個人経営の飲食店も(レベル感は別として)同じかなと思っています。

 

個人経営であれば、株主からのプレッシャーはないと思いますが、

経営者は、常に従業員からの昇給プレッシャーに晒されています。

従業員は当然、自らが出来ることや、会社への貢献度に応じて、

それが増えれば、給与としてより多く還元して欲しいと考えていますし、

この先、給与が増えることがない(あっても少額)と判断すれば、

特に最近は売り手市場ですので、すぐに離職してしまいます。

 

人材が確保出来ないという事は、どんなに美味しい料理を開発したとしても、

それを提供する事が出来ないという事であり、

個人的には事業継続上の、最大のリスクであると感じているのですが、

ひとりの経営者として、この3年間を振り返って見ても、

1日たりとも、この不安から解放された事はありません。

 

とはいえ、10坪20席の茅場町の1号店で見込める売上には限りがあります。

連日満席になってしまえば、あとはメニューの値上げをする、無理やり2時間制にして回転させる、

という事をしないと、売上を伸ばしていく事はできませんが、

それも最適なレベルを超えると、顧客満足度の低下=長期的な売上の低下に繋がります。

そして、削減出来るコストにも限りがあります。

というか、前述した通り、人件費は右肩上がりになる前提で、

ビジネスを設計しなければなりません。

つまり、1店舗だけの運営で、売上が頭打ちになってしまった中では、

いつかは人件費をペイ出来なくなるリスクがあるという事です。

売上を倍増させる一番簡単な方法

そう、つまり茅場町で頑張ってくれてるスタッフの給与を上げる為には、

別の収入源(=2号店)を作るのが、最も手っ取り早く、簡単なのです。

そして、2号店のスタッフの給与を上げる為には、3号店・・

このサイクルを回せなくなった時が、この事業の潮時なのかなと感じています。

 

「2号店出すなんて儲かってるんだね」とは、よく言われたりもしますが、

半分正解、半分間違いです。

「1号店の売上を向上させるより、2号店を出してしまった方が楽だ(効率的だ)」

という経営判断をしただけであって、1号店の売上を向上させた方が、

固定費が変わらない中では、より大きな利益を獲得する事が出来る場合もあると思います。

 

人材を確保する為に

お金以外にも、当然色々な面で、

働き続けたいと思ってもらえるような環境を整える必要はあります。

が、最後はお金です。しかもそれは相対的なもので、

より良い条件が労働市場において提示されれば、それと戦うしかありません。

人に関しては、良いこともあり、悪いこともあり、正直一番苦労しています。

だからこそ、もう苦労したくないという思いが強く、

この問題をクリアする為なら、他の苦労は厭わないというのが、いまの私のスタンスです笑

 

さて、次回は新メニューの開発についてです。

瓦.Tokyo 西田

 

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