内装工事の相見積もりを取得する(開業4ヶ月前)

こんにちは、瓦.Tokyoの西田です。

物件の契約をしたら、次は内装工事です。

居抜きで物件を取得したとしても、リノベーション物件でない限り、そのままの状態でオープンする事は殆ど無いと思います。

そこはお店のコンセプトを内装にも反映させるべきだと思うし、オープン前後で違う店になった事を、近隣のお客さんにアピールする事も重要です。

最初だけかもしれませんが、内装が綺麗だと、お客さんウケも良いですし、綺麗にし続けようというモチベーションに繋がります。

まずは、物件の契約までにお世話になった、内装業者に、改めて概算の見積を依頼します。そして、並行して幾つかの業者に同様に見積依頼をします。

その複数の見積を横に並べてみて、価格や提案内容を総合的に判断し、どの業者に工事を依頼するか決める訳ですが、これが経験が無いと、どの業者が良い業者か、正直見当もつきません、、

まず業者の募り方ですが、私は以下のようなウェブの内装業者紹介サービスを活用しました。

《飲食店.com》http://www.inshokuten.com/design/

ここにエントリーしたところ、10数社から返信があり、その中でも返信テンプレートのコピペのようなメッセージではなく、私の案件への具体的な配慮があり、思いを汲み取ってくれそうな業者さんを、2,3社ピックアップして、下見をしてもらい、見積依頼をしています。

結果としては、提案内容が一番充実していた業者さんが、一番見積が高く、一番安かった業者さんは、任せて大丈夫かな、、?という印象を持ちました。

ざっくり、内装工事だけで、一番安くて250万円、一番高くて500万円。そんな中、私は300万円台の見積を出してくれた業者さんに決めました。

決め手は”内装工事以外”のところでした。

私は飲食業界のツテが殆ど無く、例えば食材やお酒などを卸してくれる業者さんとの付き合いは皆無に近かったですが、この内装業者さんは、そういうツテを紹介してくれるだけでなく、例えば酒屋であればビールメーカーの協賛に関する交渉なども、強気に行ってくれました。

システム開発の仕事をしていた時も感じていましたが、上流を握ると強いですね。どんな飲食店であれ、初めて開業する人は不動産→内装→食材仕入れという順で業者を探す人が多いと思うので、内装業者の立場で、飲食店オーナーが食材仕入れに困っていれば、そういう食品卸の会社を紹介する機会は多いのだろうと思います。

酒屋や食品卸の会社からしたら、内装業者に如何に紹介してもらうかは重要で、下手な対応は出来ない訳です。

実際に、私のケースでは、ビール会社の協賛に納得出来ない内装業者の担当の方が、交渉(というか鶴の一声?)の末、酒屋としての協賛を追加で勝ち取って頂きました。

『その程度(の協賛)だったら、他の酒屋に頼むからもう良いよ!』

と電話で言っているのを横で聞きましたが、これは私の案件だけでなく、今後の案件を失う可能性がある訳で、酒屋さんからしても、変な対応は出来ないでしょう。

※協賛については、後日詳細をご紹介予定です。

話が逸れましたが、相見積もり取得した段階では、どの業者にするか決めてませんので、一旦見積額が一番高かった業者の見積をベースに、次の融資準備に取り掛かります。

だいたいどの業者さんも、厨房機器についても見積をくれますので、一旦はその内容をベースにして良いです。

融資の申請については、次回ご紹介します。

瓦.Tokyo 西田

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